2021/4/17、(株)全就連が主催する「仕事と介護の両立」オンラインセミナーで講師を務めました。
社会保険労務士の方々を対象に、仕事と介護の両立計画書策定の際に必要な情報の集め方、介護の現状とゴール設定のポイントをお伝えしました。
介護離職者が減らない原因は、「介護問題は、一度落ち着いてもトラブルが連続すること」です。
厚労省は、介護離職防止のための介護支援プラン策定マニュアルを作っていますが、「仕事と介護の両立」がどんな状態を指すのかが不明確です。どのような状況であれば、両立できていると言えるのかが具体的ではありません。「介護前と同じように働ける」を目指してしまうと、到達不可能な状況に陥る可能性があります。
今回は「介護の4つの時期」の介護のタイムラインを見える化し、それぞれの時期別にどのような状態をゴールにすればいいのかという、具体的なお話をさせていただきました。
今回お届けした情報を元に「早速クライアントさんにご提案したい」とのお声も上がりました。
社労士は、企業や従業員に必要な情報を届け、法律や制度、労務を整え、より良い職場環境作りを目指すエキスパートです。仕事と介護の両立支援をされている方々に必要な情報を、さらに発信していきたいと考えています。