「私がやらなければ」「部下の悩みには、きちんと応えなければ」「任せるより、自分でやったほうが早い」。医療・介護・福祉の現場で、そんな思いから仕事を抱えてはいませんか。困っている人に手を差し伸べる力は大切ですが、部下を支えるうちに、その人の問題まで背負ってしまうこともあります。
この講座では、「どこまで自分が担い、どこから相手に任せるのか」を考え、自分と部下の双方を守る「心理的距離感」を探ります。180枚のEMCOカードで言葉にしにくい疲れや感情を可視化し、小さなイスを自分や部下に見立てて配置する「ポジションチェンジ」で、日頃の関わり方を見つめ直します。
一緒に考えることと、本人に決めてもらうことを分ける。すぐに手を出さず、相手が考え、動くのを待つ。自分の疲れにも気づき、周囲の力を借りる。こうした関わり方を通じて、セルフケアと部下への支援を両立するためのヒントを持ち帰っていただきます。
定員4名の少人数制で、同じような立場の参加者と気づきや葛藤を分かち合います。話したくないことを話す必要も、その場で正解を出す必要もありません。ひとりで背負わずに人とチームを育てるために、ご自身のペースで立ち止まり、管理職としての関わり方を見直す4時間です。

